トップに
戻る
神戸ワイテクノ

神戸ワイテクノはワインダーを主とした繊維機械及び付属器具の販売から技術指導までトータルでサポートします。

2020.11.08

ステンレスボビンで重要なことは均一な染色孔を等間隔に配列し巻き加工中の振動を抑え、且つ、丁寧な溶接加工を施し、半永久的に安心してお使いいただける製品をお届けすることです。

弊社ボビンは均一な染色孔を等間隔にバランスよく配列することにより、従来のものよりも大径の染色孔をボビン自体の強度、耐久性を落とすことなく配置することが可能です。
又、従来のボビンはボビン端部への衝撃を長期間にわたって受けると溶接個所から破損を起こしやすくなりますが、弊社のSUSボビンはボビン端部に折り曲げ加工を施すことで耐性強度を上げることで破損発生を抑えています。
ちなみに、既存のPPボビンをそのままステンレスボビンに置き換えることはもちろんですが、通常の6インチサイズに加え、8インチサイズボビンにも対応可能です。

インドネシア市場では六年前の発売開始以来約40万本以上の販売実績がありますが、日本市では昨年初めて輸入販売をしました。おかげさまでこれまでは一本の破損報告もなく順調にご使用いただいています。
今年は新型コロナ肺炎の問題で各社様の稼働状況は思わしくなく、弊社へのお問い合わせも低調ですが、事態が落ち着いてきたらお問い合わせも増えるのではないかと期待しています。

2020.11.01

現在、日本の染色工場でステンレス製ボビン(SUSボビン)を使用されているところは少ないようですが、海外では産業廃棄物等の環境汚染問題に対応するために、従来の使い捨てPPボビンをやめて、半永久的寿命のSUSボビンに変更する染工場が増えています。

弊社は、一昨年から日本市場でインドネシア製SUSボビンの販売を開始し、昨年初めて日本市場に納入させていただきました。おかげさまで、現在に至るまで一本の不良品を出すことも無くご使用いただいています。
一般的な6インチ規格のボビンはもちろんですが、特別仕様の8インチ規格のSUSボビンも取り扱っており、現在使用されているPPボビンの形状、サイズをそのままSUSボビンに置き換えることができるので染色、及び、巻取り工程でも既存の設備をそのまま使用できます.

SUSボビン切替えには初期投資が必要となりますが、一度発注していただければ、あとは半永久的にご使用いただけるので、長期的に見ると環境対策問題はもちろん、経済的観点から見ても十分にお得な投資ではないかといます。

以前は日本でもSUSボビンは使用されていたとお聞きしましたが、今では、おそらく限られた工場で使用されているだけのようです。
SUSボビンの良さが再評価されて再度使用していただける状態にならないものかと願っています。

2020.10.25

従来のワインダー用はかりの秤量は5~6キログラム程度で、大きなサプライパッケージは計量できないため用途が限られ、又、計量時の機台振動等の外的要因の影響を受けて、数パーセントの計量誤差が生ずることもありました。

現在、ワインダーは定長器による糸長計測を基本としていますが、糸の伸長や計測ローラーのスリップ等の影響を受け数パーセント程度の誤差は避けられません。
通常、糸取引は重量を基準にして行われるため、ワインダーでの巻取りの段階から“はかり”による正確な計量ができれば、ずいぶんと便利になるのではと考えワインダー専用のはかりの開発を数年前から開発を始めました。
最初は簡単に考えていたのですが、気温、湿度、振動、静電気、ノイズ等々様々な外的要因が計量に大きな影響を与えるため、これらに耐えられるはかりを作るのは大変な作業でした。
中でも、温度変化による計量誤差の対応には頭を痛め、最終的には温度室を設けて実験を繰り返し、ようやく解決できました。
もう一つは、インドネシアでは一年中、高温多湿で現地の試験では静電気は全く発生せず、特別な対策をとっていなかったため、機台を日本に輸入し、冬季になって静電気が大きく問題となりその対応に大変苦労しました。

今では、色々な経験をさせていただいたおかげで、精度、品質ともに信頼のおけるはかりを提供できるようになりました。
これからも、使いやすく、信頼のおけるはかりをお届けできるよう日夜努力を続けていく所存です。

2020.10.19

当社の電子はかりDT-19型は使いやすさと高精度を求めて開発されました。
秤量台と操作モニターを切り離し、操作モニターを機台正面に取り付けて立ったままの操作が可能です。

従来のワインダー用はかりは一般用のはかり台を改良しているために秤量は5~6キロでしたが、DT-19型はワインダー用に開発されたため、秤量は15キロで大きなサプライパッケージからの効率的な小割作業ができます。

又、計量精度ですが、ワインダーに取り付ける関係上、巻取り時の機台振動、室温、湿度、電気ノイズ、静電気等の様々な影響を受けてある程度の誤差が生じるのは避けられませんが、種々の対策を施し、あらゆる糸種、番手を問わず、通常の作業環境条件では約1%以内の計量誤差に収まります。

特にゴム糸等の伸びが大きい糸とか繊細番手の糸等、定長器では正確な計測が難しい糸種には電子はかりが必要なのは言うまでもありませんが、一般的な加工糸等においても正確な計量は次の作業への効率的な橋渡しをすることができるため、効率的な生産に貢献できるものと信じています。

日本市場に導入してまだ2年足らずで知名度は低いですが、今後、日本市場に時間がかかっても粘り強く広めたいと思っています。

次回は、はかりを開発した経緯などをお伝えしたいと思います。